忘れないで。

2003年7月14日

それは青空だったり。
心地いい風だったり…

この世に生きるヒトみんなに平等なモノ。
時にあたしはそれをとても辛く感じる。
あたしの知らない遠い所で小さな男の子が殺された。
何の罪もない4つの男の子。
中学1年の男の子が補導された。
悲しみとか憤りとかじゃあまりにうすっぺらでちゃんとしたあたしの思いは伝えきれない。

けど無情にも時は過ぎ
窓を開ければ青空に雲が流れ
気持ちいい風があたしにそよぐ。
世の中には平等なモノなんてないんじゃないのか。

過ぎ去る時間は失われた命をドンドン過去のコトにしてしまう。

テレビでは毎日トップニュースでこの事件を伝えてた。
今じゃもう少しも伝えない。
補導された子がどんな裁きを受けるのか…
どうしてこんな悲しい事件が起きてしまったのか…
あたしは詳しく知るコトができない。
忘れてしまいたくないよ。

1人で悲しい気持ちになった。
カレシは会社の誰かと飲みに行ってる。
メイルしても返事はこなかった。
バカ。