答え。

2003年5月18日
あたしが真面目に話せば話すほどカレシは適当になっていった。
何を話そうともずっとそんな悲しい反比例だった。

あたしが間違ってたんだろうか。
あたしは何でも許すべきなの?
あたしが連絡取れない時があった時すごい怒ったよね?
あたしには怒る権利もないの?

わからない。わからない。わからない。
考えれば考えるほどカレシは自分勝手。
そしてあたしのコトを都合良く扱いたがってるようにしか思えなかった。
カレシにとってあたしはヒマつぶしで。
心の隙間を埋めるおもちゃみたいなモノだったんだろうか。
聞きたいコトがたくさんあった。
あたしに言ったいろんな悲しいコトは全部ウソだったと言って欲しかった。

いろんなコトを考えてるような…
何も考えてはないような…
そんなまま1人で過ごした。
勝手に1人で裏切られた気分だった。

もし相手のコトが好きならば
辛い時はそばにいて欲しい。
楽しいコトは一緒にしたい。
言葉が足りなくとも分かってくれる。
あたしはそう思っていたけれど全部思い違いだった。
カレシのいろんな言葉が全部否定してくれた。

悲しくて…
むなしくて…
1人で泣いた。
こんな気持ちは思いは初めてだった。
今までで1番の悲しい気持ちであったコトだけはたしか。


夕方。
カレシから電話。
出るか出まいか悩んで留守電に切り替わってから出た。
家の前まで来たから出て来て欲しいと言った。
表にはカレシの車がとまってた。
その時のあたしの気持ちは…うれしかった。
自分でも疑ったけれどやっぱりうれしいって感情だった。
出て行ったあたしを見付けれるとカレシは笑った。

「おまえ泣きすぎ」

また涙が出た。
でもそれはきっとうれしい涙だったと思う。

車の中でカレシは話した。
あたしがカレシのコトをあまりに責めたせいで素直に謝れなかった。
動くのが面倒だったのはホントだけれど会いたくないなんて思ってなかった。
でも会いたいって言うコトができなかった。
自分が言ったコトがまさかまさかこんなにあたしを傷付けるとは思わなかった。
最後に ごめん って言った。

ずっとずっと出せずにいた答え。
言葉にも形にもできないけれど出た気がした。
これでいい。
こうやって分かり合おう。

あたしは何も言わずカレシの手を握った。
握り返してくれた手をもう離さない。

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