バカヤロー。

「カレシとはどう？」

って聞かれたもんだからウソつく必要もないので。
さよならしたコトを言いました。
でもまだ好きかもしれないコト。
いいよ　って言われればすぐにでも戻って行きたいコトも…
そのヒトは特別仲良かったわけでもない職場のヒト。
休憩の時たまたま聞かれたから答えただけ…
だったんだけどね…

後悔。

どぉしてだろね…
休みの日に会おう遊びたいって言ってきた。
イヤだ…イヤだ…イヤだぁーっ!!!!
って叫びたかったけどできるはずもなく。
今はそんな気持ちになれないから
みたいなコトを言ってやんわりお断り。
他のオトコと遊ぶなんて疲れるコトしたくない。
てのと。
カレシを裏切りたくないような気持ちも一緒に抱いた。
もう付き合ってないんだから裏切りもくそもないのにね…
それにあたしが誰と何しようとカレシに伝わるコトないのに。
イヤだった。

な・の・にっ!!
これだけイヤだって思ってんのに…
夜　そのヒトから電話。
無視するのもなんだしさぁ…
職場のヒトだからね。
出たわよ。
やっぱりね…しつこく誘うの。
1人でゆっくりしたいんだってっ!!
そんなすぐに楽しいモードに切り換えれんよ。
ケッコーにイライラしてたのさ。
眠いって言っても向こうはしゃべり続け…
あげくに。

「俺エッチも上手いってよく言われるしさ」

ハァ？
あのさ…
いい加減にしてよ。
そんなコト全くもって興味ないのよね。
そんなコト言ったらあたしがホイホイ誘いに乗るとでも？
バカじゃないのっ!!
だぁぁーもぉー鳥肌鳥肌。

それでですね…

もちろん…

例外なく…

キレましたよ。
バカにすんなと。
怒鳴ってやりました。
怒鳴って怒鳴って…近所迷惑。
声かすれたし…あのバカヤローのせいで。
たまらん。
なんちゅーつまらんオトコや。
一生話しかけないで　って言って電話切った。

気持ち悪すぎで泣きそうだった。
カレシはこんなコト言わない。
カレシに会いたかった。
声が聞きたかった。
電話した。
前と変わりなく他愛もない話しをして。
おやすみ言って切った。
ちょっとだけ元気になれた…